【レモンの木の害虫】カイガラムシ、エカキムシ、青虫の対処法まとめ

レモンと害虫対策

みなさんは植物を育てるのはお好きですか?



私は、搾ったレモンの残りのタネをまいて地道に育て、早6年が経ちました。

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レモンを育てているこの数年の間に、色々な害虫に苦しめられてきました。

その度に、本やインターネットで情報を集め必死に対処してきました。

レモンを含め、植物を育てていると、様々な害虫に出会う事は必然です。

こちらの記事では、実際に私が出会った害虫と、害虫への対処法をご紹介します。


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共に害虫と闘いましょう!

目次

カイガラムシ


カイガラムシ
果実や葉、枝に付着して、養分を吸汁する昆虫。
カイガラムシは現在約7,300種類以上おり、幼虫から成虫にかけて、動きが少なく固着生活を送る傾向のある虫で、足が退化して無くなり定着する種類のものもいます。
 

カイガラムシの駆除方法


成虫になったカイガラムシは、硬い殻やロウ物資に覆われていて、殺虫剤などの効き目がほとんどありません。その場合、歯ブラシで丁寧にこそぎ落とすのが良いです。



養分を吸汁するため、そのままにしておくと植物が弱ったり、枯れたりしてしまいますし、見た目も非常に気持ち悪いです。

カイガラムシは植物の養分を吸汁し、不要な糖分を排泄物として体外に排出します。

その排泄物に、甘いものが大好きな蟻が群がります。

私の場合も、レモンの木に蟻が群がってるのを発見して、よくよくチェックするとカイガラムシがびっしりついていたという経験があります!

ちょっと(いや、だいぶ)気持ち悪いですが、レモンの木を丹念に観察し、ゴム手袋などをつけて、きちんと取り除いてあげましょう!!

エカキムシ(ハモグリガ・ハモグリバエ)


エカキムシ
 
 
ハモグリガ・ハモグリバエの幼虫が、植物の葉の中に潜って蛇行しながら食害します。
食害した後が白い線として残り、絵を描いたように見えるため、エカキムシと呼ばれています。


エカキムシの駆除方法①

ハモグリガ・ハモグリバエに効果のある殺虫スプレーを使う。



こちらは私も愛用している殺虫スプレーです!

 
 
 
即効性と持続性もあります。ただし無農薬ではないので、きちんと裏面の用法を確認して使いましょう。
 

エカキムシの駆除方法②

白い線をたどっていって、最終地点にいる幼虫を素手もしくはピンセットで潰す。
 
だいぶ絵が仕上がっている場合は、諦めて葉ごと捨ててしまいますが、描き始めだと葉を捨てるのが勿体ないので、先端にいる幼虫を潰します。
 
 
沢山新芽が生えてきているようならば、食害されたものは潔く捨ててもいいと思います。
 
 
レモンの木は実をつけるために、葉を繁らせる事が大切でもあるので、ここは難しいところです。
 


エカキムシの予防方法


エカキムシ対策の黄色の粘着テープ
黄色の粘着テープ。
 
ハモグリバエを引きつける黄色で誘引して、成虫を仕留める作戦です。
 
 
しかし、黄色に引きつけられるのは、ハモグリバエのみだと思われるので、ハモグリガの被害に会いやすい柑橘類はあまり意味がないかもしれません(^^;)
 
 

エカキムシは本当に厄介です。

 

気づかずに放置していると、たちまち何枚も食害されてしまい、最終的に葉は枯れてポトリと落ちてしまいますし、病気の原因にもなったりします。

特に新芽を好むため、「新芽が出てきたな」とほっこりしていると、いつの間にか白い筋が入っていてがっかりしてしまいます。

逆に大きく硬い葉はあまり食害されないため、新芽が出る時期に集中して注意しておくのが大切です。

我が家のエカキムシ対策は、季節が暖かくなる前に、黄色の粘着テープを用意して少しでも防御し、食害が見られたら、被害が増える前に、ひとまず殺虫スプレーをまきます。しばらく様子を見ながら、時々出没するエカキムシは、白い線を辿って手で潰してしまいます。

やはり農薬を使用した殺虫スプレーは使える回数も決まっていますし、せっかく家で育てているのだから、なるべく使いたくないのです。

エカキムシは発生すると駆除が難しいので、なるべく防御したいものです。

青虫


イモムシ
アゲハチョウの幼虫。春頃から葉っぱに卵や幼虫を見かけ始めます。レモンなど柑橘類のミカン科の植物に産卵します。

青虫の駆除方法


見つけた瞬間に、手か箸やピンセットなどの道具を使って一つ一つ取り除きます。
育てている植物が多いと殺虫剤などを使用するのかもしれませんが、そんなに多くなければ、毎日お水をあげる時に観察して、こまめに取り除きます。


青虫は絶対に放って置いてはいけません!!見かけによらず大食いで、葉を食べ尽くしてしまいます。

卵の状態で発見するのが取り除きやすいので一番いいですが、進化していても、見つけた瞬間取り除きましょう。

ある時、私は、毎朝のように新しい青虫が現れることが面倒臭くなってしまい、何を血迷ったのか、レモンの葉の上で青虫を育てたことがありました。

「レモンの剪定とかはよく分からないから、青虫に葉っぱを食べてもらえば、自然の力でレモンもスッキリするんじゃないかしら?」という斜め上を行く発想をしてしまい、青虫が結構大きくなるまで放置。

ある日、主人に青虫を育てていると報告すると、


「うぇ〜!!何してんの!気持ち悪!!早くとってよ!!!」

と言われ、正気に戻り急いで取り除いたのですが、時すでに遅し。



その時点で、モリモリ葉っぱを食べられてしまっていました。

なんて馬鹿なことをしてしまったのかと思い、とても後悔しました。


実をつけるのにたくさんの葉がいるのに、自ら青虫のご飯にしてしまいました。

という事もありますので(あるのか?)、もしアゲハチョウになるまで青虫を育てたい方がいる場合は、レモンの木の上ではなさらない事をオススメします。心から。

M

青虫は別の場所で育てるにゃ〜。

まとめ 害虫との戦いは終わらない

植物を育て始めてから、こんなにも色んな種類の害虫がいるのかとびっくりしました。

これが観賞用のお花などであれば少しくらい農薬を使っても気にならないけど、野菜や果樹などの食べ物であればなるべく使いたくないのが本音です。

と言っても、農薬を使わずに育てるのは、すごく大変なことなんだなと実感しました。

スーパーなどで売っている無農薬の野菜ってすごーく高い!と思っていたけど、それだけ農家の方の並々ならぬ苦労や工夫があるんだと思います。

いつか家庭菜園を本格的にする日が来るかもしれないので、今は植木鉢で育てているレモンで少しずつ知識を増やしていけたらいいなと思っています。

今日は、レモンを育てる間に実際に出会った害虫の紹介でした。


私も初めて出会った時は戸惑い、調べながら対処していったので、これから害虫に出会うみなさんに少しでもお役に立てたら嬉しいです!





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この記事を書いた人

30代おうち時間大好き主婦です。
生活に役立つ情報やヨガ・美容のこと、ブログ運営や趣味のことなど、日々の生活をちょっとだけ楽しくすることを発信しています。

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